モイーズが3年前の解任劇に恨み節 “猛獣”マンUでの成功には「時間が必要」と主張

2013-14シーズンに1年持たず解任された苦い記憶を振り返る

 サンダーランドのデイビッド・モイーズ監督は、2013年にアレックス・ファーガソン氏の後継者としてマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したが、1年持たずに解任された。スコットランド人指揮官は古巣を猛獣にたとえ、成功するためには手懐けるための時間が必要だったと主張している。英紙「テレグラフ」が報じた。

 

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 モイーズ監督は2013年に勇退したファーガソン監督に後継者として認められ、ユナイテッドの指揮官に就任。「チョーズン・ワン(選ばれし男)」と呼ばれ、大きな期待を集めた。しかし、成績が振るわず、1年持たずに解任されるという急転直下のキャリアを辿った。

「もしあなたが悪い監督だったのなら、マンチェスター・ユナイテッドからオファーは届かないだろう。前もって何かを備えていると示したから、ポジションを手にすることができた。サー・アレックスが来た時は、物事を変化させるために十分な期間が与えられた、だからこそ彼は、事態を好転させることができたんだ」

 モイーズ監督は、クラブから見限られるのがあまりに早かったと抗議。27年間という長期政権を築いたファーガソン氏の後任という大役を引き受けたにもかかわらず、わずか1年未満で失格の烙印を押されたことに不満を漏らした。

 そしてユナイテッドは、手懐けるのが難しい猛獣のようだと表現している。

 

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