Jクラブ初の試みに米紙も注目! NYに国外オフィス設置の鹿島が描く世界戦略 

「日本で初めて国外にオフィスを構えたクラブ」と米紙が鹿島を紹介

 鹿島アントラーズは先月、米ニューヨークに国外オフィスを設立したことを発表したが、地元経済紙「ニューヨーク・ビジネスジャーナル」が鹿島の世界戦略に関して特集を組んでいる。

 記事では鹿島を「鹿島アントラーズは日本で初めて国外にオフィスを構えたクラブであり、その場所がニューヨークだった。鹿島は日本で最も成功しているクラブであり、現在のチャンピオンでもある。FIFAクラブワールドカップで、レアル・マドリードと延長戦まで戦ったのが記憶に新しい」と紹介している。

「私たちがしてきたことはすべて国内市場をターゲットにしてきたが、クラブがグローバル・マップに取り組まなければならないことを本当に感じている。レアル・マドリードとの決勝に続いて世界的な関心が高まったことで、今後25年間のスタートとなる大きなメリットとなるだろう」

 鹿島の春日洋平広報部長はこう話しているという。そして、短期的にはアメリカMLS(メジャーリーグサッカー)がSNSなどデジタルメディアを活用してファンとの交流に成功していることをモデルとし、英語を使用した米国中心のSNSも立ち上げたという。

 

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