「もう点を取らないでと懇願したが…」 12-0の八百長疑惑で逮捕の監督、相手バルサBに責任転嫁 

バルサB戦の不正関与で逮捕のエルデンセ監督、釈放後にスペインメディアで潔白主張

 現地時間1日に行われたスペインのセグンダB(3部相当)バルセロナB対エルデンセは12-0という信じられないスコアでバルサの大勝に終わった。その状況にエルデンセに八百長の不正の嫌疑がかけられたフィリッポ・ディ・ピエッロ監督が逮捕された。しかし、スペインのラジオ局「カデナ・コーペ」に出演した同氏は、バルサBに責任をなすりつける発言をしているという。

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 バルサBとの試合翌日、エルデンセは八百長に関与した疑念がかかるイタリア投資グループとの契約解消、そしてチーム自体の活動停止も発表した。これを受けてスペインの警察当局も捜査に動き出し、イタリア人監督のディ・ピエッロ監督を不正への関与を理由に逮捕していた。しかし、釈放された本人は潔白であると主張している。

「土曜日の試合結果は、もちろん恥ずかしく思う。ただ私は(ベンチ入りした)20人の選手たちは潔白だと信じている。私は彼らが何を話しているのかが全く分からない。これは悪夢以外の何物でもない」

 ディ・ピエッロ監督は今回の12-0の惨劇については、バルサBの無慈悲さによって引き起こされたと語っているという。

 

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