Jリーグが公式戦初のドローン撮影実施を正式発表 8日の川崎対甲府戦で検証トライアルへ

今回の施策は「クラブ・中継局向けのガイドライン検証」の位置づけ

 Jリーグは7日、 8日のJ1リーグ第6節川崎フロンターレ対ヴァンフォーレ甲府戦(14時キックオフ/等々力陸上競技場)にて、リーグ公式戦で初めてドローンを活用した試合撮影を実施すると正式発表した。

 Jリーグはドローンを活用した試合撮影の実施するなか、今回の施策は「ガイドライン検証のためのトライアル」と位置づけているという。当日の気象条件によって撮影を中止する場合があるとしながらも、次のように説明している。

「Jリーグでは現在、より魅力的な映像をファン・サポーターの皆さまに届けるため、公式戦でドローンを安全に活用するためのガイドラインを策定中です。今回の施策は、そのクラブ・中継局向けのガイドライン検証のためのトライアルの位置づけとなります」

 撮影内容は試合前の選手入場場面をはじめ、試合中のメインスタンドおよびアウェイ側スタンドの屋根の上からの撮影、ホームの川崎勝利後にはサポーター挨拶の様子をピッチ上空から撮る予定だという。

 ドローンを使った試合撮影は、今年の「Jリーグアジアチャレンジinタイ」や「JリーグDAZN ニューイヤーカップ宮崎ラウンド」で実施しているが、Jリーグ公式戦での初トライアルを経て、今後はより魅力的な映像が見られることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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