中国の家電大手企業がFIFA公式スポンサーに チャイナ・マネーがW杯アジア枠拡大の要因か

26年W杯でアジア枠8カ国へ拡大

 FIFAは2026年開催のW杯から出場国を従来の32カ国から48カ国に拡大する方針を決定しており、さらに5月の理事会で各大陸の出場枠内訳も決まる見込みだ。現行システムでW杯に出場できるアジア枠は4から5カ国だが、出場国増加に伴いアジア枠は8カ国まで拡大される予定だという。中国企業がスポンサーを務めることが、アジア枠拡大の要因となった可能性もある。現行出場枠と拡大後の各大陸出場枠案は下記のとおり。

アジア:(現行4もしくは5カ国)→8カ国

ヨーロッパ:(現行13カ国)→16カ国

アフリカ:(現行5カ国)→9カ国

北中米アメリカ:(現行3もしくは4カ国)→6カ国

南米:(現行4もしくは5カ国)→6カ国

オセアニア:(現行0もしくは1カ国)→1カ国

 欧州のクラブでは潤沢な資金を持つ企業を後ろに持つ中国クラブにより、トップレベルの選手が相場を遥かに超えた移籍金と年俸による“爆買い”で移籍する流れがここ数年続いている。しかし、それと同時に世界のサッカーの中枢であるFIFAにも着々と“チャイナ・マネー”は進出。世界のサッカー界で中国企業の存在感は年々強まっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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