ユベントスが来季補強の一番手にハメス指名 チーム最高年俸提示で説得へ

“レアル10番”の獲得を巡り争奪戦激化

 イタリア王者ユベントスは、来季に向けた補強候補のなかで最優先とする選手を、レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに決定した模様だ。イタリア衛星放送局「スポーツ・メディアセット」が報じている。

 ハメスに対しては、先日スペイン紙で国外7クラブから獲得の興味が示されていると報じられていた。レアルではジネディーヌ・ジダン監督が若手MFマルコ・アセンシオの才能に惚れ込み、彼の起用場所を確保するためにハメス売却をフロレンティーノ・ペレス会長にリクエストしたともされている。

 そうした報を受けたことで過熱の一途を辿るハメス争奪戦だが、ユベントスはクラブ内での最高年俸額を提示して本人を説得するため、代理人とのコンタクトを頻繁に取っているという。

 ユベントスは今季のUEFAチャンピオンズリーグで準々決勝まで進出し、前人未到のセリエA6連覇も濃厚な情勢となっているが、さらなるチーム強化のためにはハメスが最適だと判断しているようだ。果たして、レアルでは必ずしも満足のいかない状況に陥っているハメスは、来季イタリア王者で復活を期すことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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