今季リーグ初得点の吉田、英紙が軒並み高評価 決勝弾で「クリスタル・パレスを撃沈」

同点で迎えた終盤に決勝点、サウサンプトンを3-1勝利に導く

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也が、現地時間5日のクリスタル・パレス戦で今季リーグ戦では初ゴールを決めた。これが貴重な決勝点となり、チームも3-1で勝利。現地メディアではチーム2位タイの高評価を受けた。

 

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 前半31分にクリスタル・パレスのFWベンテケに先制点を許したサウサンプトンだが、同45分にMFレドモンドの左足シュートで追いついた。その後は互いに決定機を決めきれないまま1-1で終盤にもつれ込んだが、後半39分、セットプレーの二次攻撃から左サイドを突破したレドモンドの折り返しを、ニアサイドでCBコンビを組むDFスティーブンスが触わってコースを変え、ファーサイドにポジションを取っていた吉田が左足で押し込んだ。歓喜の吉田は膝から芝生にスライディングする豪快なパフォーマンスで自身のゴールを祝福。勢いに乗ったホームのサウサンプトンは、その1分後にMFウォード=プラウズがダメ押しゴールを決めた。

 センターバックとして11試合連続で先発フル出場を果たした吉田の活躍もあってサウサンプトンは3試合ぶりの白星を収め、9位に浮上した。英地元紙は、吉田が救世主の一人になったと報じている。

 

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