低迷バレンシアを救う“PKストッパー” リーガ10年間のセーブ率は驚異の48%!

守護神アウベスがデポルティボ戦でPKストップ スペインで24回目のビッグセーブに

 サッカーで最大の得点チャンスと言えばペナルティーキック。キッカーが圧倒的優位な状況のなかで守護神がシュートを止めれば、試合の流れは一気に変わる。そのPKストッパーとして名を馳せているのが、バレンシアのGKジエゴ・アウベスだ。現地時間2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節デポルティボ・ラ・コルーニャ戦でPKを止めて、セーブ率が驚異の48%に達したとスペイン紙「AS」が報じている。

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 デポルティボ戦でアウベスに見せ場が来たのは、前半開始早々の6分だった。バレンシアDFモントーヤが相手FWアンドネを倒してPKを与えてしまう。しかしこのピンチで、アウベスはキッカーのMFファジルのシュートを読み切り、ゴール右隅へと飛んでボールをはじき出した。このファインセーブにチームメートと本拠地メスタージャは一気に沸くと、勢いに乗ったバレンシアは3得点を奪い、この試合を3-0と快勝した。

 この日のヒーローとなったアウベスだが、キャリアを通じてPKには滅法強い。2007年にアルメリアへ加入し、2011年からバレンシアの一員となったが、約10年間のスペインでのキャリアで計50回PKシーンに遭遇している。しかしそのピンチをビッグセーブで防いだ回数は、じつに24回。確率にすると、なんと48%もの割合で防いでいる。相手のキックミスで枠外1回、クロスバー1回を含めると、5割以上の確率で失点を防いでいるのだから驚きだ。

 

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