香川が「ダービーは勝ちたかった」と悔しさ露わ 韓国代表DFとのドライブで次節に向けて英気

シャルケ戦で1アシストも1-1ドロー 「勝たなくてはいけない試合」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、1日に敵地でシャルケとの「レヴィア・ダービー」に公式戦4試合連続スタメン出場を果たし、今季3アシスト目をマークする活躍を見せた。試合は1-1ドローに終わり、香川は3日に更新した公式ブログで「勝ちたかった」と悔しさを露わにしている。

 香川は過去のシャルケ戦で8試合4得点と結果を残し、「ダービー男」として広く知られているが、今回の対戦でも0-0で迎えた後半8分に魅せた。最終ライン裏へ絶妙なタイミングで抜け出してフランス代表MFウスマン・デンベレからのスルーパスを受けると、GKと1対1の場面を迎え、並走していたガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールをお膳立てした。

 ブログで香川は「シャルケとのダービーは勝たなくてはいけない試合。勝ちたかったです」と、勝ちきれなかった悔しさを滲ませている。日本代表では、28日に行われたロシア・ワールドカップアジア最終予選の本拠地タイ戦で約9カ月ぶりのゴールを叩き込み、所属チームに戻るとドルトムントのトーマス・トゥヘル監督も「香川は驚くほどフィットした状態で代表から戻ってきた」と目を見張っていた。

 代表戦で復活の狼煙を上げた香川は、注目のダービー戦で1アシストと結果を残すなど心身の状態は良いようだ。連戦に向けて「自分のコンディションがどうとかではなく、連戦が続きます。精神的には、リラックスはできているので、体と向き合いながら次に繋げます」と意気込んでいる。

 

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