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コンバートで新たな才能を開花させた11人を英メディア選出 異彩放つ“器用な名手”とは
本職以外のポジションで輝きを放った選手たちを特集
フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は今季、本職のボランチだけでなく3バックの中央、いわゆる“リベロ”として起用されて新境地を開拓したが、サッカー界ではポジションのコンバートによって成功がもたらされる例は多い。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が「アウト・オブ・ポジションXI」と題し、専門外のポジションでも活躍している、またはしてきた選手によるベストイレブンを特集している。
採用されたシステムは4-3-1-2で、GKはFWとしてもプレーすることで知られる元メキシコ代表GKホルヘ・カンポス。身長168センチという守護神にしては小柄なカンポスは、試合中にGKからFWへポジションを移すこともある異質のサッカープレーヤーとして名を馳せた。ワールドカップには1994年から2002年まで3大会連続で出場した。
DFラインは、右サイドバックにウェストハムでブレークを遂げているミカエル・アントニオが選出された。これまではウインガーを主戦場として成長を遂げ、センターフォワードでもプレーするなど今季はプレミアリーグで9得点を決めているが、その一方で右サイドバックでも起用されるなどマルチな才能を見せている。
左には今季中盤からサイドバックにコンバートされた、イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが名を連ねた。中盤センターでのプレーを希望して昨季リバプールに加入したミルナーだが、ユルゲン・クロップ監督からサイドバックとしての信頼を獲得している。