アルゼンチン代表のバウサ監督が電撃解任か 後任にセビージャで清武指導のサンパオリ氏が浮上

バウサ監督の解任が全会一致で可決と米メディアがレポート

 アルゼンチン代表はロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選で自動出場圏外の5位に転落。エースのバルセロナFWリオネル・メッシが副審に対する暴言で4試合出場停止処分を言い渡されるなど激震が続いているが、新たな火種が勃発している。アルゼンチンサッカー協会がエドガルド・バウサ監督を電撃解任する可能性が高まり、後任にはセビージャのホルヘ・サンパオリ監督が筆頭候補に浮上している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 アルゼンチンサッカー協会の汚職などの問題でヘラルド・マルティーノ前監督が退任後、ブラジル名門サンパウロを率いていたバウサ監督が昨年8月1日から代表監督に就任。コパ・アメリカ・センテナリオ決勝チリ戦で悲運なPK負け後、代表引退を宣言したメッシの慰留に尽力していた。

 だが、協会はクラウディオ・タピア新会長の下に理事が信任投票を行い、バウサ監督の解任が全会一致で可決されたとレポートされている。

 ニコラス・ルッソ理事は理事会後、「我々は今夜、バウサの話題はしない。近いうちにするだろう」と解任発表を予告したという。協会側は現在2018年W杯まで契約を残す指揮官との違約金の交渉を行っているとレポートされている。アルゼンチン地元紙「オレ」も「さよならが近い」とバウサ監督退任の流れを特集。3日に協会首脳とバウサ監督の会談で全てが決定すると報じている

 

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