アルゼンチン監督がメッシ出場停止処分に激怒 厳罰発表のタイミングに陰謀論を唱える

怒り心頭のバウザ監督、エースを失ったボリビア戦は0-2敗戦

 アルゼンチン代表のエースFWリオネル・メッシ(バルセロナ)はロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選第13節のチリ戦で副審に対して暴言を吐いたとされた問題で、現地時間28日のボリビア戦から計4試合の出場停止処分を命じられた。

 いきなりの処分でエースを失ったアルゼンチンは敵地ボリビア戦で0-2負けを喫する羽目になった。首位ブラジルが予選突破を決めた一方、2014年ブラジルW杯準優勝のアルゼンチンはプレーオフ圏内の5位に沈んだ。

 FIFAのメッシに対する厳罰発表のタイミングに、エドガルド・バウザ監督は怒りを抑えきれない様子だ。米スポーツ専門テレビ局ESPNによると、「噂が落ち着き始めた頃、懸念が高まってきた。わずか1日で全てが決定するなんておかしい。我々には異議申し立ての時間すら与えられなかった」と指揮官は激怒。陰謀説を唱えている。

「我々には協議の時間すら与えられなかった。今になって異議申し立てに対する回答の手続きが進み始めたんだ」

 怒り心頭のバウザ監督だが、ボリビア戦で失った勝ち点3は戻ってこない。だが、異議申し立てにより、メッシに対する処分は軽減されるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング