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日本人21歳逸材は「非常に危険」「鋭く、早い」 鮮烈2ゴールに監督も大絶賛
近いうちのリーグ戦デビューの可能性も「調子を取り戻すには良い時期だ」
イングランド3部バーミンガム・シティに所属するFW横山歩夢のリーグ戦デビューが近づいてきている。現地時間10月29日に行われたEFLトロフィーのフルハムU-21で移籍後初ゴールを含む2ゴールを挙げて7-1の大勝に貢献。英メディア「Birmingham Live」によれば、クラブを率いるクリス・デイヴィス監督がリーグデビューの可能性について言及したという。
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同戦での横山の1点目のゴールは後半9分、左サイドでボールを受けたところから生まれた。個人技で守備を切り裂き、対面する相手に尻もちをつかせて、右足で豪快にニアサイドを射抜いた。同29分には味方のシュートのこぼれ球に反応し、ボレーで追加点を記録した。
デイヴィス監督は21歳の横山について「2点を挙げただけではなく、最後までプレーできたことが大きい。彼は全力でプレーしていたからね。新しい国に来て、適応するための時間だった。ここのサッカー、特にリーグ1のサッカーは、日本のサッカーとは違うからね。彼は多くのことに適応しないといけなかったが、それをやり遂げた」とコメント。向上の余地はあるもののポテンシャルは高く、しっかり成長を示していると評価した。
さらに「技術的には、特に1対1で彼はとても危険な選手だ。なぜなら左右両方に突破ができるからね。彼はとても鋭く、速い」とも。賞賛は止まることはなく「彼は最近、出場時間を得られるようになってきた。出場枠を巡って競争が起きているが、現時点ではウイングが何人か負傷している。彼にとって調子を取り戻すには良い時期だ」と、チャンスが巡ってきている現状を認めた。
また、英語を話すことができるMF岩田智輝もチームにいるが、語学がまだ堪能ではない横山のためにクラブは通訳も用意したという。「(通訳は)間違いなく助けになるだろうが、彼はとてもとても謙虚で指導しやすい。彼はとても謙虚で、学ぼうとしており、向上しようとしている」と、横山のさらなる成長を期待するコメントを発していた。