長谷部を中心に選手ミーティングを実施 初戦のパレスチナ戦に向け結束高める

ベテランを中心に意見を出し合う

 

 ある選手はこう語った。ミーティングの場ではベテランを中心に意見を発信したという。個々に出し合った意見は様々だったが、チームの勝利と日本の優勝という至上命題を確認し合ったようだ。

 日本サッカー協会幹部は、選手間ミーティングについてアギーレ監督が「ウェルカムだ」と歓迎していると説明していた。一旦ホイッスルが鳴れば戦うのはベンチにいる監督ではなく、ピッチ上の選手となる。

「パレスチナはしっかり戦ってこの大会にたどりついたチーム。周りからも高く評価されている。初めてこのような大きな大会に参加することもあって、気をつけなくてはいけない。大きな希望を抱いた、ハングリー精神を持ったチーム。スピードもある。カウンターのスピードに気を付けないといけないと思います」

 アギーレ監督がそう警戒を強める初戦でジャイアントキリングを防ぐために、選手はミーティングで結束力を高めた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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