森保J招集のみで…“地球1周分”の「驚くべき移動」 海外熱視線、出番なしの長距離飛行
セルティックで主力のMF旗手怜央、代表チームでは難しい立場に
スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は10月10日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦(2-0)でベンチ入りも出場機会はなかった。9月シリーズの2試合でも招集されながら出番が得られないなど代表チームでは難しい立場にいる26歳について、海外メディアは「ボールを蹴らず驚くべき距離を移動している」と特集されていた。
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旗手は9月行われたW杯アジア最終予選の中国戦(7-0)とバーレーン戦(5-0)に招集されたが、いずれもベンチ外で試合には絡めず。今回、アウェーでのサウジアラビア戦ではメンバー入りしたが出番はなかった。日本代表として最後に出場したのは6月のアジア2次予選ミャンマー戦(5-0)だ。
旗手は所属の名門セルティックで不動の主力メンバーの1人なだけに、このことは現地メディアでも驚きの事態として受け止められている
スコットランド紙「The National」は「セルティックの旗手怜央は日本代表のためにボールを蹴らず、この1か月で1万7608マイル(約2万8337キロメートル)という驚くべき距離を移動した」と伝えていた。15日のオーストラリア戦に向けてサウジアラビア(ジッダ)から日本(埼玉)への移動と、その後に日本からスコットランド(グラスゴー)へ戻る移動を足すと、この1か月間での総移動距離は2万9393マイル(約4万7303キロメートル)に到達するという。
長距離移動による負担は母国を離れてプレーする選手の宿命とはいえ、地球1周分(2万4901マイル)を上回る距離を移動しながら、出番が与えられていない旗手の状況が注目を集めている。オーストラリア戦ではチャンスが与えられるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)