田中碧がリーズで加入後初のフル出場

　イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は、現地時間10月1日に行われたリーグ戦第8節ノリッジ・シティ戦（1-1）で加入後初のスタメンを飾りフル出場した。ドローに終わった試合のなかでも、待望の先発となった田中のプレーを専門メディアは高く評価している。

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　ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフから今夏リーズに加入した田中。ここまで4試合はすべて途中出場だったが、短い出場時間でも得点の起点となるなど存在感を発揮してきた。ノリッジ戦で初先発の機会が巡ってくると、遺憾なくその能力を発揮。中盤の底から正確なパスでゲームをコントロールし、現地からも高い評価を受けている。

　クラブ専門メディア「Yorkshire Evening Post」は選手採点（10点満点）で田中に8点を付け「常にボールを欲しがり、プレッシャーの下でうまく対処した。素晴らしいエンジンを披露。どこにでも現れ、存在感を示した」と絶賛した。

　田中を巡っては、加入以降も出場機会が限られていた状況に対しファンから「碧にもっとプレー機会を！」「ゴールの起点になっている」「プレー時間増やせそう」といった切望が叫ばれていた。前節コベントリー戦（3-0）では絶妙なフィードでチーム3点目の起点にもなっており「素晴らしいパス」「すごい」といった賞賛の声も届く。そういったなか、ノリッジ戦でフル出場し高パフォーマンスを披露した田中には、今後も期待の声が高まるはずだ。