リーズ田中碧がノリッジ戦で移籍後初先発、90分プレーに現地高評価

　イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は現地時間10月1日に行われたリーグ戦第8節ノリッジ・シティ戦（1-1）で加入後初先発を飾り、フル出場した。結果は引き分けに終わったなかで、現地メディアでは「間違いなくリーズのフィールドの中心で最も冷静だった」と高く評価されている。

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　今夏にリーズに加入した田中。ここまで4試合はすべて途中出場だったが、キャプテンのMFイーサン・アンパドゥが負傷離脱となった影響もあり、ノリッジ戦で初先発の機会が巡ってきた。直接得点には絡むことはなかったが、中盤の底から正確なパスでゲームをコントロールした。

　英メディア「Leeds United News」の選手採点で田中は10点満点の7点がつけられ、「間違いなくリーズのフィールドの中心で最も冷静で、落ち着いていた。途中出場したパートナーのジョー・ロズウェルから守備的なサポートを受けることができなかった」とその冷静沈着なパフォーマンスは高く評価されていた。

　また、この日の田中のパフォーマンスにはクラブOBで、解説者のジャーメイン・ベックフォード氏も感銘を受けていた様子だ。同氏は自身のX（旧ツイッター）に「タナカは素晴らしい！　冷静で技術的にも優れている」と投稿。日本代表MFのプレーぶりを絶賛していた。

　限られた出番のなかでも着実にインパクトを残していた田中。ここからスタメンに定着し、さらなる貢献を示すことができるだろうか。

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