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日本人MFが危険タックル被害 一発退場のドイツ人MFが即謝罪「私はすぐに手を挙げた」
ハイデンハイムMFドルシェが佐野へのファウルで退場処分に
ドイツ1部マインツは現地時間9月28日、ブンデスリーガ第5節でハイデンハイムと対戦し、0-2で敗れた。先発出場したMF佐野海舟は後半35分、相手MFニクラス・ドルシュから強烈なタックルを受け、ドルシュはレッドカードを提示された。現地メディアは退場しドルシュのコメントを紹介し、「ピッチに倒れた時、私はすぐに手を挙げた。彼に謝罪したかった。彼を酷く蹴り倒したことに気付いたからだ」と謝罪の意を示している。
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佐野はボランチで先発出場したが、チームは前半15分に先制点を献上。さらに同29分にDFアンドレアス・ハンチェ=オルセンが2枚目のイエローカードで退場に。後半41分に追加点を許し、0-2で敗戦を喫した。
一方、この試合ではハイデンハイムにも退場者が。後半35分、ドルシェが佐野に対し、強烈なタックルを敢行。主審は当初イエローカードを提示したものの、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入の結果、レッドカードに変更され、一発退場となった。
ドイツ紙「キッカー」は試合後のドルシェのコメントを紹介。「(ファウルを犯した瞬間の)私の反応を見れば分かると思うが、ピッチに倒れた時、私はすぐに手を挙げた。彼に謝罪したかった。彼を酷く蹴り倒したことに気付いたからだ」と謝罪の意を示した。
「僕自身に悪意はなかった。不本意に彼を傷つけてしまい、デュエルでつい衝動的にやってしまったことであると関係者全員が理解してくれることを願っている。私は右足で相手を止めるために、軸足で激しく足を踏み込んでしまったわけだが、もっと事前にボールを止められたかもしれない。レッドカードは避けられないとすぐに気付いたよ」
幸いにも佐野は負傷することなくフル出場することができたが、ドルシュは佐野に危険なプレーを犯したことを反省している様子だった。