元セリエA得点王が「なぜトルコ?」「大事件」 移籍難航で市場閉幕の“悲劇”
オシムヘンがトルコ1部ガラタサライへ期限付き移籍か
トルコ1部ガラタサライは、ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの獲得に向けてイタリア1部ナポリと期限付き移籍の交渉を行なっているという。ファンからも「大事件」「なぜトルコ?」などと驚きの声が上がっている。
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25歳のオシムヘンはドイツ1部ヴォルフスブルクやベルギー1部シャルルロワ、フランス1部リールを経て、2020年夏にナポリへ完全移籍。加入1年目から攻撃陣の主軸として活躍し、2022-23シーズンには26ゴールを挙げてセリエA得点王に輝き、33年ぶり3回目のスクデット獲得に大きく貢献した。
オシムヘンは今夏、イングランド1部チェルシーやフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)など、複数の強豪クラブから関心の噂が上がるも交渉は難航。合意に達することなく欧州5大リーグの移籍市場は閉幕し、年俸4000万ユーロ(約65億円)の4年契約を提示したサウジアラビア1部アル・アハリとも破談に終わった。
そのなかで、9月13日に移籍市場が開いているトルコに新天地を求める可能性が高まっているようだ。トルコの名門ガラタサライは9月2日、オシムヘンの期限付き移籍に関して、ナポリ・選手側との正式な交渉を開始したことを公表。移籍市場のスペシャリストであるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、期限付き移籍の期間は2024-25シーズン終了までで、買い取りオプションや買い取り義務は付かないという。900万~1000万ユーロ(約15~16億円)の給与はガラタサライが負担する見込みで、レンタルに際し、ナポリは新たにオシムヘンの契約解除金を7500万ユーロ(約122億円)に設定したとしている。
SNS上では、ファンから「大事件」「オシムヘンは何も悪くない」「なぜトルコ?」「よくガラタサライこんな額払えるな」「まさかのガラタサライなの!?」「ナポリはオシムヘンの扱い雑」「来夏もまた揉めそう」など、さまざまな声が上がっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)