欧州新天地で日本人FWの“神タッチ”炸裂 W杯名場面を彷彿の瞬間話題「何度観てもいい」

マジョルカでプレーする浅野拓磨【写真:Getty Images】
マジョルカでプレーする浅野拓磨【写真:Getty Images】

マジョルカ浅野がW杯ドイツ戦ゴール彷彿の惜しいシュートを披露

 スペイン1部マジョルカは現地時間8月31日、ラ・リーガ第4節レガネス戦で1-0の白星を飾った。今季リーグ戦初勝利を手にしたなか、日本代表FW浅野拓磨はスタメンで出場し後半27分までプレー。ゴールに迫ったワンシーンでは、観客を魅了する“神トラップ”を披露し話題となっている。

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 8月18日の開幕節でラ・リーガデビューを飾った浅野。相手は強豪レアル・マドリードだったが、攻守にわたる貢献でチームの勝ち点1に大きく貢献した(1-1)。チームは第2節でオサスナに0-1と敗れたものの、続くセビージャ戦では勝ち点1(0-0)をゲット。第4節はアウェーでレガネスとの一戦に挑んだ。

 浅野はセビージャ戦でスタメンを外れ途中出場だったなか、レガネスとの対戦で先発へ復帰。開始2分でアーリークロスに反応しバックヘッドでクロスバー直撃の惜しいシュートを放つと、同22分には抜け出しから驚きの技術を披露する。

 自陣からFWベダト・ムリキがロングフィードで一気に前線へ走る浅野へ。うしろから来た浮き玉をノーバウンドでピタリとスピードを殺さず絶妙なトラップを見せる。相手が1枚寄せてきたなかでペナルティーエリア内まで持ち運び、強烈なシュートをニアに放ったがGKの好セーブに阻まれた。

 浅野は2022年カタール・ワールドカップ(W杯)のドイツ戦で、似たような抜け出しから名手マヌエル・ノイアーの壁を破る一撃を見舞った過去もある。そうした姿を思い起させるような惜しいビッグチャンスにファンも「トラップうっま」「何度観てもいい」「ドイツ戦の時みたいなトラップからのシュート」「すごい技術と集中力!」「素晴らしい」といった声が相次いだ。

 浅野はここまで4戦ノーゴールだが、徐々にゴールに迫る場面は増えている。次節はホームにビジャレアルを迎えるなか、スペイン初挑戦の29歳に歓喜の瞬間は訪れるだろうか。

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