冨安のポジションライバルが退団濃厚 開幕直前の“異変”が話題「移籍市場で関心がある」

昨季はソシエダでプレーしたキーラン・ティアニー【写真:Getty Images】
昨季はソシエダでプレーしたキーラン・ティアニー【写真:Getty Images】

スコットランド代表DFティアニーは退団か…アストン・ビラやニューカッスルも関心

 イングランド1部アーセナルは、8月17日のプレミアリーグ開幕戦でウォルバーハンプトンと対戦する。新シーズンに向けて準備を進めているなかで、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーは退団が確実となったようだ。英サッカー専門誌「フォー・フォー・ツー」が報じている。

 日本代表DF冨安健洋も所属するアーセナルは、アメリカでプレシーズンツアーを行ったあと、エミレーツ・カップ準決勝ではブンデスリーガ王者のバイヤー・レバークーゼンに4-1で快勝し、8月11日に行われるフランス1部リーグ・アンのリヨンとの決勝に駒を進めた。

 悲願のタイトル獲得へ向けて順調な仕上がりを見せているミケル・アルテタ監督の率いるアーセナルだが、昨季スペイン1部ラ・リーガのレアル・ソシエダに期限付き移籍していたティアニーは、1年以上もアーセナルでプレーしていない。EURO(欧州選手権)2024でハムストリングを負傷したこともあり、リヨン戦での出場も絶望視されている。

 そればかりか、すでにアーセナルのマッチデープログラムからも名前が除外されていることで話題となった。通常マッチデープログラムのメンバーリストには、負傷をしている選手も名前を連ねている。実際、負傷離脱中の冨安の名前もここにはあるが、トップチームの選手でただ1人、ティアニーだけ名前がなく、これによって退団は確実視されている。

 記事では、「ティアニーは昨シーズン、安定的に出場機会を得るためにレアル・ソシエダへ移籍したが、再びハムストリングの負傷などに苦しめられて、ラ・リーガでわずか20試合にしか出場できなかった。アーセナルとの契約は2年残っているが、左サイドバックのポジションにはリッカルド・カラフィオーリ、オレクサンドル・ジンチェンコ、ユリエン・ティンバー、冨安健洋、ヤクブ・キビオルがいて充実している。アストン・ビラ、ニューカッスル、古巣のセルティックが最近の移籍市場ではティアニーに関心があると報じられていた」と、伝えている。

 セルティックの下部組織時代に元日本代表MF中村俊輔氏にも目をかけられたことで、日本でもよく知られるティアニーだが、今夏の移籍市場で新天地を求めることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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