05年の南米最優秀監督に悲劇 W杯でパラグアイ代表を率いた名将、心臓発作でピッチに倒れ死去
06年W杯でパラグアイ指揮、74歳のルイス氏がメキシコリーグの試合前に容態急変
2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)でパラグアイ代表を率いたアニバル・ルイス氏が試合前に心臓発作でピッチに倒れ、そのまま亡くなるという悲劇が起こった。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
74歳になったルイス氏は、メキシコリーグのプエブラでアシスタントコーチを務め、ベラクルスとの試合に臨むために会場入りしたが、そこで容態が急変。ルイス・フエンテスタジアムから緊急搬送されたが、救急車の車内で死亡が確認されたという。その後、死因は心臓発作であるとされた。
ルイス氏は、2002年日韓W杯終了後からパラグアイ代表を率い、06年ドイツW杯まで指揮を執っていた。イングランド、スウェーデンの後塵を拝して3位でグループステージ敗退となり、代表監督から離れ、中南米の数多くのクラブで指揮を執っていた。
ウルグアイ生まれのルイス氏は、05年には南米最優秀監督賞を受賞する名将として知られた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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