J2熊本のGK佐藤が衝撃の同点弾! 山形戦後半ATに追いつき、劇的な1-1ドロー

右CKからヘディング一発

 J2ロアッソ熊本のGK佐藤昭大が第3節の本拠地モンテディオ山形戦のセットプレーから劇的な同点ゴールを決めた。熊本は異例の守護神弾で1-1ドローに追いつき、チームは勝ち点1獲得に成功した。

 試合は前半30分にMF瀬沼優司のゴールでアウェーに乗り込んだ山形が先制。1-0のまま時計の針は進み、ドラマが起きたのは後半アディショナルタイム2分だった。

 熊本は右サイドからのCKを獲得。ここが勝負どころと見たGK佐藤もゴール前まで上がってパワープレーを仕掛けた。そしてMF上里一将の左足から放たれたクロスをゴール前で合わせたのはその佐藤だった。守護神渾身のヘディングシュートが決まり、熊本は土壇場で同点に追いつき、試合は1-1ドロー決着となった。

 佐藤は2011年から15年まで強豪鹿島アントラーズに所属し、2015年シーズンには一時レギュラーを任された実力者でもある。

 熊本は前節の敵地ファジアーノ岡山戦でも後半アディショナルタイムにDF小谷祐喜が同点ゴールを奪い、1-1の引き分けに持ち込んでいた。2試合連続で驚異の粘り強さを見せている。

 一方、熊本の想定外の反撃を受けた山形は土壇場で勝ち点3を逃す形となった。これで熊本、山形の両チームともに3節を終えて1勝2分。勝ち点(5)、得点(4)、失点(3)と全ての項目で並んでいる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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