フランクフルト長谷部がバイエルン戦で負傷交代 W杯予選に挑む日本代表に暗雲漂う

相手の決定機を阻みポストに激突 治療を終えて一時ピッチに戻るも交代に…

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は、現地時間11日の敵地バイエルン・ミュンヘン戦(0-3)に先発出場したが、相手の決定機を阻む体を張った守備の際にゴールポストに激突するアクシデントに見舞われ負傷交代となった。ロシア・ワールドカップを控えるなかで、ハリルジャパンのキャプテンに悲劇が訪れた。

 問題のシーンが起きたのは後半3分。フランクフルトは0-2とすでに2点のビハインドを背負っているなかで長谷部は気迫を見せた。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、飛び出したGKルーカス・フラデツキーの頭上を抜くループシュートを狙ったが、カバーに入った長谷部が体を投げ出して、ゴールラインを割るギリギリのところでボールを掻き出した。しかし、勢い余った長谷部はそのままゴールポストに激突、痛みに顔を歪めてピッチにうずくまった。

 治療を終えてすぐに復帰したものの、同19分に足を引きずりながらDFマルコ・ルスとの交代でピッチを後にした。今月末にはワールドカップ予選を控えているだけに、長谷部が負傷離脱となれば、ハリルジャパンにとっても大きな打撃となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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