「やっと止めました」 G大阪GK東口がプロ人生初PKストップ! ハリル御前試合で流血も神セーブ連発

大久保のPKを止め、直後の接触で流血 存在感を放って連勝に大きく貢献

 ガンバ大阪は第3節の本拠地FC東京戦で3-0と完勝し、前節柏レイソル戦から2連勝を飾った。その勝利に大きく貢献したのが、要所でビッグセーブを連発したGK東口順昭だ。

 最大の見せ場は後半34分のPKだった。MF今野泰幸がFC東京のDF室屋成をエリア内で倒したとしてPK判定。G大阪イレブンの猛抗議で一時試合が中断し、東口も警告を受けるも判定は覆らず。キッカーは川崎フロンターレから今季FC東京に移籍したFW大久保嘉人。東口は大久保の動きを凝視してシュートを止めると、こぼれ球にも素早く反応してゴールを死守した。

 こぼれ球からのシュートを防いだ際、大久保と接触して東口は流血したが、その後も体を張ってゴールを許さず、守護神として存在感を存分に発揮。試合後には「ホンマみんなが体を張ってシュートを限定してくれた」とチームメートに感謝し、「みんなも戦っていたので、僕もという気持ちが強かったです。まだ勝利がなかったので」と振り返っている。

 またPKに話が及ぶと、東口は「やっと止めました!」と破顔一笑。プロ人生初のPKストップに声を弾ませた。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が視察した御前試合で神セーブを連発し、猛アピールに成功したようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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