「チェルシーは三笘の獲得を検討」 “電撃移籍”は…専門メディア「その才能を思い知った」
チェルシーへの移籍が取り沙汰されている三笘
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、昨季に負傷による長期離脱で試練の時期を過ごしたなか、新シーズンはプレシーズンから本格的に復帰する見込みとなっており、再びプレミアリーグを席巻する準備を整えている。一方、今季の移籍市場でチェルシーへの電撃移籍が取り沙汰されているなか、現地メディアは「チェルシーは三笘の獲得を検討している」と明言しつつ、「現段階では何のアプローチもなされていない」と言及している。
2022年からブライトンでプレーする三笘だが、プレミア初挑戦の1年目に7ゴール5アシストを記録し、中心選手としてイングランドを席巻するパフォーマンスを披露した。一方、昨季はシーズンの大半を負傷による長期離脱を強いられることになり、それに伴いチームも不振のシーズンを過ごすことになった。今夏のプレシーズンでは全体練習に復帰しており、7月に行われる日本でのツアーにも参加予定となっている。
新体制となったブライトンを担うエースの一角として活躍に期待が寄せられるなか、今夏の移籍市場ではチェルシーへの移籍の可能性が急浮上していると取り沙汰されている。そんななか、クラブの専門メディア「The Chelsea Chronicle」は「三笘はリーグ全体で最も印象的でエキサイティングなウイングの一人としての地位を確立した」と取り上げ、「チェルシーは三笘の獲得を検討している」と明言しつつ、「現段階では何のアプローチもなされていない」と言及している。
昨季は不本意なシーズンを過ごした三笘だが、「チェルシーファンはスタンフォード・ブリッジで対戦した彼のプレーを見て、その才能を思い知ったことだろう」と、チェルシー側には依然として強烈なインパクトを残していると指摘。新シーズンからエンツォ・マレスカ監督が指揮することになり、着々と補強を進めているなか、三笘へのアプローチにも注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)