32歳となった“ジーコの再来”がW杯南米予選に参戦へ ブラジル代表招集メンバー発表

23日に敵地でウルグアイ、28日にホームでパラグアイと対戦

 ブラジルサッカー連盟は3日にロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選、敵地ウルグアイ戦(23日)とホームのパラグアイ戦(28日)に向けた代表メンバー23名を発表した。FWネイマール(バルセロナ)ら常連組が順当に招集されたなかで、かつて「ジーコの再来」とまで称されたMFジエゴ・リバス(フラメンゴ)がメンバー入りを果たしている。

 リーグ戦で負傷して長期離脱となったFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)が外れた一方で、ベテランの再招集が話題となっている。2002年に16歳で名門サントスでプロデビューを果たし、FWロビーニョ(アトレチコ・ミネイロ)とともに注目を浴びたジエゴだ。ポルト、ブレーメン、ユベントス、ヴォルフスブルク、アトレチコ・マドリードといった欧州の強豪クラブを渡り歩いた司令塔は、16年にフラメンゴに加入して母国復帰を果たしていた。

 ジエゴは国内組のみで臨んだ1月のシャペコエンセ追悼試合、ブラジル対コロンビアでおよそ8年半ぶりにセレソン復帰を果たしていたが、ロシアW杯を目指す戦いに向けても引き続き招集されることになった。同選手は04年と07年コパ・アメリカ優勝メンバーの一人で、08年の北京五輪でも銅メダルを獲得しているが、これまでW杯に出場したことはない。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング