ジェラードが激白 「退団のカギは監督とのものだった」

恨み節はなし「24歳で出会えれば良かった」

 元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードは、今季限りでのリバプール退団と、来季のMLS移籍を表明した。その決断の理由に、ブレンダン・ロジャース監督から定位置の剥奪の可能性を言い渡されたことを明かしている。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
 リバプールの公式チャンネルのインタビューに登場したジェラードはこう激白した。
「(決断の)カギとなる会話や、瞬間は監督とのものだった。それほど前ではないけれど、監督と私は話しあう機会があった。そこで“私にとってもチームにとってもプレー時間を考える時期にきた”と言われた。それが全員にとって正しいことであることは自分にも分かった。だけど、ずいぶん長い間、チームの先発で主力であり続けたから監督との会話はとても難しいものだった」
 ロジャース監督は、不動の存在だったジェラードに対する起用法の変更を伝えたという。リバプールの栄光のために、戦い続けた英雄も頭では理解しながらも、複雑な思いが去来したようだ。
「私はそれを受け入れた。先発だろうが、ベンチだろうか、何であろうが、自分自身の全てを出し続けるつもりだ。だが、移籍の決断に傾かせたカギとなる会話だった。いつかはこの時が来ると思っていた。私は人間で、ロボットではないから」
 そう続けたジェラードだが、指揮官としてシビアな決断に迫られたロジャース監督に対する不満はないという。
「24歳の時にブレンダンと会えればよかった。そうすれば、我々が一緒に勝ち取った多くのタイトルについて話し合うことができたのに。実際は私が32歳の時に彼はこのクラブにやってきた。10年前に関係がスタートしなかったことが無念だ」
 赤裸々に胸の内を語ったジェラードは、アンフィールドで残された時間、観衆の心に焼き付ける。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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