バルセロナ次期監督「最終候補者リスト」 名前が挙がる5人の指揮官、招聘のポイントは…

クラブが求めているのはバルセロナの街と関連が深い人物

 バルセロナのルイス・エンリケ監督は現地時間1日に行われたスポルティング・ヒホン戦後に今季限りでの退任を電撃発表した。その後任監督人事には大きな注目が集まるが、スペインサッカーに精通するギレム・バラゲ記者はすでに次期監督の最終候補者リストは出来上がっていると語り、後継者候補と目される豪華な顔ぶれを紹介している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 一部報道では、セビージャを率いるホルヘ・サンパオリ監督の名前が取り沙汰されていたが、バラゲ氏によればバルセロナが求めているのはバルセロナの街と関連が深い人物だという。

 そのなかで筆頭候補として名前が挙がっているのは、かつてバルセロナを本拠地とするエスパニョールで選手・監督合わせて10年以上のキャリアを持つマウリシオ・ポチェッティーノ監督だという。ライバルチームを指揮していたとはいえ、今もバルセロナに家を保有しており、バルセロナという街とは強い結び付きがある。

 その手腕も高く評価されている。アルゼンチン指揮官はエスパニョールと日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンを経て、現在スパーズを率いているが、毎年ビッグ4の壁を超えることができなかったチームを昨季は優勝争いをするレベルにまで引き上げた。バレゲ氏も「ポチェッティーノはバルセロナには多くのファンを抱えているということを知っている」と人気の高さをポイントに挙げている。

 

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