伊藤加入バイエルンのCB事情、“人員整理”の行方に現地注目「1人だけが売却されない」
デ・リフトとウパメカノはオファー次第で移籍が濃厚か
日本代表DF伊藤洋輝は、世界的名門であるドイツ1部バイエルン・ミュンヘンへの電撃移籍が大きな注目を集めた。新シーズンの起用法が注目される一方、バイエルンとしては人員整理の可能性があるという。ドイツ紙「Tz」が伝えた。
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現在25歳の伊藤は今季ブンデスリーガ2位と躍進したシュツットガルトで公式戦29試合に出場して2アシストを記録。左サイドバック(SB)とセンターバック(CB)に適応可能なディフェンダーとして評価を高め、バイエルンと2028年までの4年契約を結んだ。
バイエルンのセンターバックは、新加入の伊藤のほか、イングランド代表DFエリック・ダイアー、韓国代表DFキム・ミンジェ、フランス代表DFダヨ・ウパメカノ、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトという顔ぶれになった。新シーズン前には人員整理が行われる可能性があり、ドイツ紙「Tz」は「デ・リフトだけじゃない:たった1人だけが売却されない」と見出しを打って取り上げている。
「バイエルンはすでに伊藤洋輝という新しいセンターバックを獲得しており、ヨナサン・ターの加入も決まっている。そのためこのポジションの選手を売りたがっているが、ただ1人、売りたくない選手がいるらしい」
記事では、ドイツ誌「キッカー」の情報を基に、「バイエルンが売却しないと見なしているのはダイアーだけだという。その理由は、ダイアーが信頼できる主力選手であることを証明しているからだ。デ・リフトとウパメカノは、いいオファーがあればクラブを去ることが許される。これは以前から報じられていたことだ。ドイツでの1シーズン目を終えたばかりだというのに、キム・ミンジェにも当てはまるというのは興味深い」と伝えており、順当にいけばダイアーと新加入の伊藤を中心にバイエルンのセンターバックは回っていくことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)