ヴァーディが11戦ぶり“怒りの2発” ラニエリ解任時の“裏切り者”報道は「アンフェアだ」

強豪リバプール相手にエースが復活の2ゴール レスターに7戦ぶり白星をもたらす

 レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディは、27日の本拠地リバプール戦で2ゴールを決める活躍を見せ、3-1の勝利に貢献した。4日前に起きたクラウディオ・ラニエリ前監督の解任劇では、メディアにクーデターを起こした一人と報じられ批判されていたストライカーは、試合後に「アンフェアだ」と怒りを露わにしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 2017年に入ってからイングランドの上位4リーグのクラブで唯一、リーグ戦ノーゴールという悲惨な状況に陥っていた昨季王者は、栄冠をもたらしたイタリア人監督の解任によって目覚めた。

 前半27分、MFマーク・オルブライトンがワンタッチで前線へスルーパスを送ると、抜け出したヴァーディが右足を振り抜く。リーグ戦では実に11試合ぶりとなるエースの一撃が先制点となった。

 さらに2-0で迎えた後半15分には、DFクリスティアン・フクスのクロスをヴァーディがヘディングで合わせ、決定的な3点目を奪った。殊勲のストライカーは試合後、次のように語った。

「試合前には少し不安があった。我々はプレスの報道でアンフェアな状況に追い込まれていた。ここで見せたものは、選手たちのリアクションだ。パフォーマンスはまさにそうだった。これからコンスタントに前進できるかは自分たち次第だ。どれだけ多くの勝ち点を取れるかも」

 

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