伊藤洋輝は「CLに出場できるのか」 バイエルン“スピード移籍”に「首脳陣も驚き」と独紙注目
伊藤はバイエルンと2028年まで4年契約
日本代表DF伊藤洋輝は、世界的名門であるドイツ1部バイエルン・ミュンヘンへの電撃移籍が大きな注目を集めた。バイエルンの首脳陣も伊藤獲得までのスピード感には驚いているようだ。ドイツ紙「Frankfurter Rundschau」が伝えた。
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現在25歳の伊藤は、今季ブンデスリーガ2位と躍進したシュツットガルトで公式戦29試合に出場して2アシストを記録。左サイドバック(SB)とセンターバック(CB)に適応可能な万能戦士として評価を高め、3000万ユーロ(約50億円)でバイエルンへ完全移籍を果たした。
現地時間6月13日、バイエルンと2028年までの4年契約を結んだと報じられており、新シーズンのプレーに注目が集まる。
そのなかで、ドイツ紙「Frankfurter Rundschau」は「伊藤の移籍に驚くバイエルン首脳陣」と見出しを打ち、「移籍のスピード実現に驚いたのは、バイエルンの経営陣も例外ではなかったようだ。『ビルト』紙によると、バイエルンの首脳陣全員が、なぜこれほど早く伊藤獲得の決断に至ったのか理解できなかったという」と取り上げている。
記事では、バイエルンのスポーツディレクターであるマックス・エベール氏とクリスティアン・フロイント氏が、伊藤の能力を「確信」しているとともに、「パスとボールを扱う冷静さが印象に残った」という。
一方、記事には「伊藤はCLに出場できるか」との項目があり、「伊藤がチャンピオンズリーグ(CL)を含むトップレベルについていけるかどうかについては疑問が残る。これまで、彼はブンデスリーガとDFBカップで安定したパフォーマンスを証明できた“だけ”だ」と、上のレベルでどのようなプレーを見せるかにも着目していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)