岡崎慎司が一番苦しかった時期は「日本代表を外れた最後の4年間」 盟友・香川真司と切磋琢磨「助けられた」

岡崎慎司が盟友との関係性に言及【写真:(C) STVV】
岡崎慎司が盟友との関係性に言及【写真:(C) STVV】

岡崎慎司が引退会見で盟友・香川真司との関係性を明かす

 今季限りで現役を引退したベルギー1部シント=トロイデンFW岡崎慎司が6月17日、都内で引退会見を行った。日本屈指の点取り屋が日本代表や海外で苦楽を共にした“盟友”MF香川真司との関係性について言及した。

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 岡崎は日本代表として歴代3位の50得点をマークするなど、日本を代表するストライカーとして活躍。海外ではシュツットガルト、マインツ(ともにドイツ)、レスター・シティ(イングランド)、マラガ、ウエスカ、カルタヘナ(それぞれスペイン)、シント=トロイデン(ベルギー)でプレーした。

 今年2月に、現役引退を発表。一番の決め手は膝の負傷だったという。そのなかで、現役生活で悔しかった瞬間を振り返った。

「苦しかったのは、日本代表を外れて、最後の4年間ですね。やっぱり苦しかったというより、改めて日本代表でプレーすることのやりがいを感じて、やっぱりあそこで活躍してワールドカップ(W杯)に出たいという思いでやっていた。当時スペイン2部にいて、ここからのし上がっていくというのとともに、香川真司も同じ境遇にいたので、彼とそういった話をすることで、自分もすごく救われた部分がある。それまで、真司とはそういう話を深くしたことなかったのですが、同じ境遇になって、ここからW杯目指そうとなってからは、助けられたし、向こうにも刺激にはなったと思う。その存在があったからこそ、最後の自分のキャリアの4、5年、代表には入れていなかった時期も頑張れたのかなと思います」

 2008年にデビューしたA代表では119試合に出場し、50ゴールを挙げた。W杯には10年、14年、2018年のロシア大会まで3大会連続で出場。森保一監督が指揮を執ってからは2019年のコパ・アメリカを最後に代表から選出されていなかった。それでも、もう一度W杯の舞台、もう一度日の丸を背負う――。その思いを胸に香川と切磋琢磨してきたことで目標を持ち、プレーを続けてこられたと振り返っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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