錦織と母国伏兵の死闘をアルゼンチン代表監督が観戦 日本エースの逆転劇を目に焼き付ける

アルゼンチンオープン準決勝を堪能したバウザ監督、試合は錦織が御当地選手に逆転勝利

 男子テニスシングルス世界ランク5位の錦織圭(日清食品)は、アルゼンチンオープン準決勝で同77位のカルロス・ベルロク(アルゼンチン)に4−6、6−4、6−3と逆転勝ちを収めたが、この試合をアルゼンチン代表のエドガルド・バウザ監督がスタンドで観戦。日本テニス界のエースと母国伏兵の戦いぶりを堪能した。地元紙「ラ・ナシオン」が報じている。

 快晴となったブエノスアイレスで錦織は2時間43分の死闘を演じた。この試合で4600人が詰め掛けたスタンドの貴賓席には、アルゼンチン代表を率いるバウザ監督の姿があった。ワールドカード枠で参戦となった御当地選手のベルロクを撃破した日本のエースの戦いぶりを目に焼き付けた。

 錦織は昨年12月のATPツアーファイナルでも観戦に訪れたマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督と2ショット写真を撮影するなど、サッカー界でも知名度は高い。

 バウザ氏は昨年8月にブラジル名門サンパウロの監督を退任し、腐敗で崩壊状態のアルゼンチンサッカー協会とサッカー界を救うべく新監督に就任。代表引退を宣言したバルセロナFWリオネル・メッシの引退撤回を説得するなど、奔走している。

 アルゼンチン代表は2018年ロシア・ワールドカップ南米予選で自動出場権を獲得できる4位から外れ、5位と苦しい戦いを続けている。3月24日の強敵チリ戦に向けて、錦織の逆転劇は逆境のバウザ監督にとって、大きな刺激になったかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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