サウサンプトンOBが吉田の安定感ある守備を絶賛 「誰ひとりとして失望させることはなかった」

 

OBベナリ氏がリーグカップ決勝進出の立役者として吉田を評価

 サウサンプトンOBのフランシス・ベナリ氏が、日本代表DF吉田麻也を「誰ひとりとして失望させることはなかった」と、その安定感ある守備を絶賛。リーグカップ決勝進出の立役者と評価している。英地元紙「デイリー・エコー」が報じた。

 サウサンプトンは前主将DFジョゼ・フォンテの放出とDFフィルジル・ファン・ダイクの負傷で層の薄くなったCBに、バルセロナやユベントスでプレー経験があり無所属となっていたDFマルティン・カセレスを今月に補強。1年以上実戦から離れているにも関わらず、即戦力として期待が懸かっており、今月26日に予定されているリーグカップ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦でいきなりデビューするのではと言われている。

 ベナリ氏はカセレスの実力を認めたうえで「私には、彼がウェンブリーでの試合(リーグ杯決勝)に含まれると想像できない。不可能に近いだろう」と自身の見解を述べている。さらに、「彼は長いこと公式戦でプレーしていないのだからギャンブルになるだろう」と付け加えた。起用にはまだリスクがあると忠告している。

 その一方で、チームのレギュラーCBは吉田と22歳の若いDFジャック・スティーブンスのコンビが務めている。リバプールとのリーグ杯準決勝第2戦ではこの2人が先発して強力攻撃陣を完封した実績もあり、ベナリ氏も賛辞を送っている。

 

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