鎌田大地と「あまり話さない」 ラツィオ監督が語る“真意”とは?「クレイジーな脳を持っている」
インテルとの対戦前に鎌田を絶賛
イタリア1部ラツィオの日本代表MF鎌田大地は今年3月の監督交代を機にレギュラーに定着し、チームに欠かせない存在となっている。新指揮官のイゴール・トゥドール監督が「カマダはマシーンだ。彼はミスをしない」と日本人MFを絶賛している。「Football Italia」が伝えた。
昨夏にラツィオに加入した鎌田はマウリツィオ・サッリ前監督の下では定位置を掴みきれず、1年での退団の噂も過熱していた。しかし、3月にサッリ前監督が退任し、後任としてクロアチア人のトゥドール監督が就任すると息を吹き返してリーグ戦では直近7試合連続でスタメン出場中。新指揮官から絶大な信頼を掴み、契約延長に向かっているとも報じられている。
次節インテルとの対戦を控えるなかで、記者会見でトゥドール監督は日本代表MFについて言及していた。
「私は彼と話すことはほとんどない。それは言語が理由ではない。私たちは英語で会話をするし、彼のイタリア語も上達している。あまり話さないのは、彼が正しいことをし続けているからだ。カマダはいい意味でマシーンだ。彼はミスをしない。フットボールの才能と結びついたクレイジーな脳を持っている。彼はミッドフィールドならどこでもプレーできる。ボールを奪い、チームを前に進める。私は彼をリスペクトしている。彼は私にとって大きな発見だ」
トゥドール監督は鎌田の才能に惚れ込んでいるようで、まるで機械のような精密なプレーに称賛を惜しまなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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