ブライトン三笘のアーセナル移籍説が過熱 「ウィン・ウィンの状況になる」シナリオは?
三笘は腰の負傷で長期離脱中
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今年2月のプレミアリーグ第25節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)を最後に腰の負傷で公式戦に出場していない。それでも今夏の移籍市場では多くのビッグクラブの関心を呼んでいる。英メディア「3 Added Minutes」は、日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルへの移籍が、ブライトン、アーセナル、さらに三笘にとって「ウィン・ウィンの状況になる」と伝えている。
今年2月にシーズンを棒に振る負傷をした三笘は、2023-24シーズンは公式戦26試合3得点5アシストという数字を残した。3か月にわたってピッチから離れているが、アーセナル、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドは、夏の移籍市場での獲得に関心を持っているという。
現時点で最も獲得に近づいているとされるのがアーセナルであり、さらに三笘獲得に近づく材料もある。アーセナルは夏の移籍市場で、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールを含め、7選手の放出に動く可能性があるという。彼らは選手獲得の際に移籍金に付随する交換選手にもなり得るようだ。
記事では、「アーセナルの三笘に対する関心が真剣なものであるならば、なんらかの取引を試みてもいいのではないか? ブライトンに選手を選んでもらい、それに応じた契約を結べばいい。例えば、ブライトンが三笘退団のショックを和らげる人材が必要であれば、FWリース・ネルソンを送ればいい。中盤にクリエイティブな選手を加えたいようなら、MFエミール・スミス・ロウを送ればいい。交渉の場で、本当に必要なのは左サイドバックとなれば、DFキーラン・ティアニー、DFヌノ・タバレスがいる。適材適所の話になり、アーセナルは多くを提供できる」と、伝えている。
そして、「その点から、この取引は本当に全員にとって合うものだ。ガナーズ(アーセナル)は、キャリアの最高の時期に天才ドリブラーを減額した金額で獲得できる。三笘もUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で戦う機会を、国内最高のクラブの1つで得られる。ブライトンは移籍金を得ることになり、リターンとして選手も補強できる。エミレーツから引き抜かれることになった選手は、プレミアリーグで最もエキサイティングで信頼のあるクラブで、キャリアを再生させることができる。そう考えると、誰にとってもウィン・ウィンの状況になると感じる」と、まとめていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)