バルサがCL16強敗退の大ピンチ! PSGに敵地第1戦で悪夢の0-4完敗

沈黙の“MSN”、第2戦へ絶望的な4失点

 後半に入ってもPSGのプラン通りに試合が進むなかで同10分、またも高い位置でボールを奪うと、ドリブルで持ち込んだディ・マリアが左足インフロントでゴールを狙う。鮮やかな軌道を描いたシュートはGKテア=シュテーゲンのセーブも及ばず。殊勲のディ・マリアはその6分後にMFルーカスと交代。万雷の拍手でピッチを去った。

 そして同26分、PSGにとって大きすぎる、そしてバルサにとっては痛すぎる4点目が突き刺さる。DFムニエがネイマールをかわして前線にラストパスを送ると、FWカバーニが右足を振り抜く。この一撃がニアサイドを打ち破り、4-0。戦前には予想もつかなかったスコアとなった。

 バルサはこの日、イニエスタがチャンスメークできず途中交代、そしてメッシとネイマール、FWルイス・スアレスも全く決定機を作れなかった。本拠地カンプ・ノウで行われる第2戦では5点差以上の勝利、そして1点でもアウェーゴールを取られれば6点差以上の大勝をしない限り準々決勝に進めないという、絶望的な状況に立たされた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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