「勝利に貢献できて満足」 決勝アシストのラツィオ鎌田、監督からの信頼に喜び
ジェノア戦で決勝点をアシスト
イタリア1部ラツィオのMF鎌田大地は、現地時間4月19日に行われたセリエA第33節ジェノア戦で先発フル出場し、後半に決勝ゴールをアシストする活躍で1-0の勝利に導いた。シーズン終了後の退団も囁かれるなかで、イゴール・トゥドール監督からの信頼に喜びの声を上げている。ラツィオ専門サイト「Cittaceleste.it」が伝えた。
鎌田はイゴール・トゥドール監督就任後、評価が一変。第30節ユベントス戦(1-0)で約3か月ぶりにスタメン復帰すると、続くASローマ戦(0-1)、直近のサレルニターナ戦(4-1)でも先発起用され、アウェーのジェノア戦でも中盤の一角でスタメン出場した。
前半から積極的にパスを受け、前線へ好配給を見せていたなかで後半22分、ブラジル代表MFフェリペ・アンデルソンからペナルティーエリア内でパスを受けると、ニアゾーンに入り込んだ位置からマイナスのクロスを供給。これに背後から走り込んだ元スペイン代表MFルイス・アルベルトが蹴り込み、均衡を破った。
今季2アシスト目でチームのリーグ戦2連勝に貢献した鎌田。イゴール・トゥドール監督は試合後、スポーツチャンネル「DAZN」のインタビューに対して「彼はハードワーカーで真面目なプロフェッショナルだ」として、鎌田の残留を望むコメントを残した。
また、鎌田も「この勝利、そして貢献できたことに満足している。監督が僕を信頼してくれたことにも満足している。このために努力してきた。チャンスを得ることができて嬉しい」と答えている。
鎌田とラツィオの間には、今季と同じ条件で1年間の契約を更新するオプションがあるとされるが、シーズン終盤の活躍で今後どのような動きが見られるだろうか。
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