三笘&マーチ不在で「大打撃」 ブライトン転落劇に海外注目「引き分けのスペシャリスト」

今季は一転して苦戦ぶりが顕著に写真:ロイター】
今季は一転して苦戦ぶりが顕著に写真:ロイター】

昨季リーグ戦6位でEL出場権獲得、今季は一転して苦戦ぶりが顕著に

 イングランド1部ブライトンは昨季リーグ戦で6位フィニッシュを飾り、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得する大躍進を遂げた。しかし、今季は32節を終えた時点で10位と中位に甘んじている。海外メディアは「三笘とマーチの不在が大打撃」と低迷の原因を指摘している。

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 今季のプレミアリーグでブライトンは開幕6試合で5勝1敗とスタートダッシュを決めたが、その後は一度も連勝がなく大失速。32試合を終えた時点での戦績は11勝11分10敗で中位から抜け出せずにいる。

 昨季、チームの攻撃を牽引した日本代表MF三笘薫は度重なる負傷により、今季リーグ19試合出場で3得点4アシストにとどまっている。腰の負傷で2月から戦線を離れ、今季中の復帰は絶望となった。また、三笘と反対の右サイドを主戦場としてきたMFソリー・マーチも膝の負傷で、昨年10月から長期離脱中だ。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレティック」は「三笘とマーチの不在がブライトンにとって大打撃。彼らが引き分けのスペシャリストになっている理由だ」と三笘とマーチの2人が揃って欠場していることが今季の低迷の大きな理由と指摘していた。6位だった昨季はシーズンを通して引き分けが8試合だったが、今季はすでにそれを3試合も上回っている。昨季に比べて“勝ちきれない”チームになっていることを結果が示している。

 開幕前にアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター(リバプール)やエクアドル代表MFモイセス・カイセド(チェルシー)といった主力選手がチームを去ったうえ、怪我人続出でなかなかベストメンバーを組めない状況が続いていたブライトン。そのなかでも特に三笘とマーチの両翼の不在が与えた影響はあまりにも大きかったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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