4月20日にスコティッシュカップ準決勝でアバディーンと対戦

　スコットランド1部セルティックに所属するFW古橋亨梧が、昨夏からクラブで指揮を執るブレンダン・ロジャーズ監督やチームメイトのMF旗手怜央についてコメントしている。スコットランド紙「スコッツマン」が伝えている。

　今シーズン、リーグ3連覇を目指すセルティックだが、スコティッシュ・プレミアシップではレンジャーズと激しい優勝争いを繰り広げている。また、4月20日にはアバディーンとスコティッシュカップ準決勝で対戦する。

　セルティックに加入後、数々のビッグゲームで結果を出してきた古橋は、昨年のカップ戦ファイナルのインバネス戦（3-1）でも先制ゴールを決めてチームを優勝に導いている。古橋は「もちろん、スコティッシュカップには昨年の自分のハイライトでもある決勝でのゴールもあるし、いい思い出がある。でも、このアバディーンとの準決勝は、チームにとっても、僕個人にとっても新しいチャレンジだ。自分たちの力を発揮できれば、勝てることはわかっているし、そのためにはしっかりと良い準備をしないといけない」と、コメントしている。

　過去2シーズン、アンジェ・ポステコグルー監督の下でプレーしていた時に比べ、ゴール数が減少している古橋だが、「すべてが自分にとっていい方向に進んでいる」と言い、「今はコンディションの問題は何もない。キレを感じているし、残りのシーズンに準備ができている」と、シーズン終盤の活躍を宣言している。

　そして、昨夏からチームを率いているロジャーズ監督について「監督は常にチームのことを考えている人で、僕たちのこと、どうすればセルティックが勝てるかを考えてくれている。選手として僕たちは彼が望むプレーをすることで、助けなければいけない」と、信頼を口にした。

　シーズン終盤、旗手の復帰もセルティックの大きな力になっているが、古橋は「僕たちの試合を見ている人であれば、誰でも怜央がどれだけ僕たちにとって大きいかが分かるだろう。僕がそう言うのは、彼がどれだけ重要かが明確だからだ。ボールを持った時も、持っていない時も、彼は僕らに力を与えてくれる。チームにとって大きな影響を与える選手だから、彼の復帰はとても喜ばしい」と、旗手の復帰を歓迎している。