FC東京のU-23日本代表DF「一番悔しかった」 川崎に完敗…「足りない」と実感したのは?

FC東京のバングーナガンデ佳史扶【写真:徳原隆元】
FC東京のバングーナガンデ佳史扶【写真:徳原隆元】

“多摩川クラシコ”で3失点

 FC東京は3月30日に行われたJ1リーグ第5節、川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”に0-3の完敗を喫した。この試合に先発出場したU-23日本代表DFバングーナガンデ佳史扶は、「なかなか自分のプレーが出せなかった。前に行くプレーも出せなかったし、チームが勝利できなかったのが一番悔しかった」と唇を噛んだ。

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 前節の福岡戦(3-1)では、1得点1アシストの活躍を見せたバングーナガンデだが、良い流れを継続できなかった。その要因については「プレスがハマらなかったこともそうですし、攻撃のところで中へのサポート、サイドハーフへのサポートも足りないし、ウイングにボールが入った時も、人の関わりが福岡戦に比べると少なかった。全体的に後ろにちょっと重かったと思う。そこは水曜日までチームとして修正したい」と分析した。

 DFは多くの経験を積まなければいけないポジションでもある。後半15分、最終的にはオフサイドになったが、抜け出した川崎のFWエリソンに対してバングーナガンデがカバーに入ったシーンがあった。途中まで食らい付いていたバングーナガンデだったが、最後は振り切られてシュートを決められた。

 規格外のパワーを持つ相手とのマッチアップで、何を感じていたかを聞くと「そうですね。前半から『すごい強いな』と思っていました。あの時は途中で『オフサイドだな』って分かっていたので、ちょっと緩めたのですが、それでもやっぱり強いなというのは、すごく感じました。ああいう選手とできるのは、すごく僕自身楽しいので。もっとガンガンいきたいですし、ああいう選手がいたからこそ、負けたのは悔しいです」と、振り返った。

 エリソンの公式戦連続ゴールを止めたFC東京だが、0-3の完封負け。「クラシコが重要な試合だと僕自身も分かって試合に臨んだんですけど、良い結果を出せなくて僕自身悔しいですし、サポーターも悔しそうな表情をしている人たちも多かった。だからこそ切り替えて、次はホームの国立での試合なので、チームとして一丸となって明日の練習から今日の試合で出た修正点を、みんなで出し合って、話し合ってやっていきたいと思います」と、続けた。

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