韓国が「アジア4位」陥落の危機を懸念 格下タイ戦ドローの“代償”に母国メディア嘆き

韓国代表は格下とされるタイ代表とドロー決着【写真:ロイター】
韓国代表は格下とされるタイ代表とドロー決着【写真:ロイター】

次回のFIFAランクは4月4日に発表予定

 韓国代表は3月21日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第3節でタイ代表と対戦し、1-1で引き分けた。FIFAランキング22位の韓国からすれば、同101位の格下タイに勝ち点2を取りこぼす結果となったなか、韓国の総合ニュースサイト「ニューシス」は次回のFIFAランクでアジア4位に転落する危機だと懸念している。

 昨年11月のW杯アジア2次予選で2連勝を飾った韓国は、3月21日の第3節でタイと対戦。前半42分にFWソン・フンミンのゴールで先制したが、後半16分にタイMFスファナット・ムエアンタに同点弾を決められ、1-1のドローに終わった。

 韓国の総合ニュースサイト「ニューシス」は、「タイと引き分けた韓国、FIFAランクでアジア4位に墜落の危機」と見出しを打って取り上げている。

 2月15日発表のFIFAランクは18位日本、20位イラン、22位韓国、23位オーストラリアの順。しかし、韓国はタイ戦の引き分けで1566.21ポイントから7.47ポイントマイナスの1558.74ポイントで24位になる見込み。一方、レバノンに2-0で勝利したオーストラリアは1554.82ポイントから4.62ポイント加点の1559.44ポイントで23位キープとなり、韓国を上回ることになる。

 記事では、「アジア4位に転落すると、最終予選で日本、イラン、オーストラリアのうち1チームと必ず対戦する」と懸念。「3月26日の敵地タイ戦の勝利がより重要だ。これを逃せば、アジア4位になる可能性が非常に高くなる」と指摘していた。

 次回のFIFAランク発表は、4月4日に予定されている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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