“マムシ”の異名を持つ元G大阪のMF小椋 一時無所属、練習生を経てJ1甲府に加入

1月12日にG大阪との契約満了 同月下旬から甲府の練習に参加

 ヴァンフォーレ甲府は1日、昨季までガンバ大阪に所属していたMF小椋祥平の加入を正式発表した。小椋は1月12日にG大阪との契約満了が発表されており、一時的に無所属となっていたが、甲府で2017シーズンを迎えることになる。

 修徳高卒業後、2004年にJ2の水戸ホーリーホックに加入して4シーズン在籍。08年から横浜F・マリノスで7シーズンにわたってプレーした。2015年からG大阪に完全移籍するも思うように出場機会を得られず、同年夏にJ2のモンテディオ山形へ期限付き移籍。16年にG大阪に復帰したが、主にJ3のG大阪U-23での出場がメインとなっていた。

 小椋は1月下旬から甲府の練習に参加しており、“練習生”として吉田達磨新監督に実力を認められて正式加入に至った形だ。クラブ公式サイトを通じて、本人は次のようにコメントしている。

「ヴァンフォーレ甲府に加入することになりました、小椋祥平です。チームが決まらない状況のなか、色々な事を考えていましたが、練習参加も含め、私にプレーをする機会を与えていただいたヴァンフォーレ甲府に感謝しています。自分の持っている力と経験をチームに還元し、ヴァンフォーレ甲府のために精一杯プレーしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

 粘り強い守備で「マムシ」の異名を持つ男は、「プレーをする機会を与えていただいた」と感謝の気持ちを胸に、新天地での活躍を誓う。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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