現地メディアはあるシーンに注目

　イングランド1部リバプールは3月14日、UEFAヨーロッパリーグ（EL）決勝トーナメント1回戦セカンドレグでスパルタ・プラハ戦と対戦し、6-1の圧勝を収めた。2試合合計11-2の完勝でベスト8進出が決定。日本代表MF遠藤航は先発出場して前半45分間プレーし、攻守に貢献した。英紙「リバプール・エコー」は遠藤の新チャントについて伝えている。

　リバプールがタイトル獲得へ1歩近づいた。前半7分にFWダルウィン・ヌニェスが先制点を決めるとゴールラッシュの狼煙を上げる。その1分後に追加点、2分後には遠藤が起点となって最後はサラーが決めた。同14分にはFWコーディ・ガクポがチーム4点目。開始から15分経たずに4点のリードを奪った。同42分には1点返されたが、最終的には6-1の大勝だった。

　そのなかで英紙「リバプール・エコー」は遠藤の新チャントについて報道。「リバプールサポーターが素晴らしい遠藤の新曲を披露」「サディオ・マネが愛した曲」と見出しを打って、「今シーズンの素晴らしいパフォーマンスが評価され、アンセムが授与された」と伝えた。

　この遠藤のチャントは「ENDO He is Japanese ENDO He wears number three And he’s gonna win the league！」という歌詞で同メディアは「印象的ですよね？　実際リバプールファンからこの曲をセレナーデされたリバプールの選手は遠藤が初めてではない。サディオ・マネは2019年以降、レッズをチャンピオンズリーグ6度目の優勝に導いた際に同じ曲に親しみを抱いていた」と、かつてリバプールの攻撃の核として活躍したマネを引き合いに出し、遠藤への期待感を述べていた。