遠藤航は「リバプール最高の選手」 前評判覆した日本人に英脱帽「なんという契約」
マンC戦で攻守に躍動、ワールドクラスの名手封じ評価右肩上がり
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は3月10日のプレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティ戦(1-1)に先発フル出場し、相手のキーマンを封じ込めるなど出色のパフォーマンスを披露。リバプールのマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。クラブ専門メディア「Rousing the Kop」は、遠藤とアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの相性の良さを報じている。
記事では「遠藤航はリバプールにとって、なんという契約になったことか。日本代表選手は、アンフィールドやプレミアリーグに溶け込む様子で誰をも驚かせた。30歳で彼が到着した時、今のようなインパクトを期待した人は少なかった。だが、遠藤はただただ成長を続け、アンフィールドの生活に馴染んだ。この数か月、遠藤はリバプールの最高の選手の1人だ」と、昨夏加入当初の前評判を覆し、新たなリバプールのアンカーとなった遠藤を称賛した。
シティ戦では相手のキーマンだったベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、イングランド代表FWフィル・フォーデンを封殺。チームメイトのアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとの連係面に関しては「中盤をコントロールした」と絶賛している。
「アレクシス・マック・アリスターと遠藤は、非常に強固な連係をリバプールの中盤で見せている。2人はこの数試合でレッズの最高の選手だ。彼らがピッチで見せる化学反応はリバプールに、試合のコントロールを容易にさせている」
シティ戦後、遠藤は「彼(マック・アリスター)はとても上手い。僕たちはお互いを見ているし、特にボールを持っている時はね。良い連係がとれている」とコメント。これを引き合いに「遠藤とマック・アリスターのコンビが素晴らしいことに疑いはない。2人ともファンタスティックな守備的な選手だが、ボールを持った時もエクセレントだ。ボールポゼッションにも長けていて、1タッチ、2タッチのサッカーができるだけでなく、危険なエリアにも積極果敢にパスを通す。昨日の試合は一緒にプレーしている時、どんな相手も倒せることの証明となった」と、昨季3冠のシティを凌駕したことを強調している。