謎に包まれたレアル“負傷者トリオ” 地元紙がミステリアスな3選手の動向を追う

 

失速する“白い巨人”でベールに包まれた3人の負傷離脱者

 レアル・マドリードはスペインのクラブ史上最長の40戦無敗記録を打ち立てた後、失速している。1月15日のリーガ・エスパニョーラ第18節の敵地セビージャ戦で1-2と敗れて以降、公式戦1勝1分2敗と精彩を欠き、ブラジル代表DFマルセロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチら負傷者の続出にも悩まされている。スペイン地元紙「マルカ」では「バルデベバスのミステリー」と特集。レアルの練習場でベールに包まれた故障者の謎に迫っている。

 マルセロとモドリッチ、スペイン代表DFダニエル・カルバハルはともに全治1カ月。足首手術のウェールズ代表FWギャレス・ベイルは復帰に向けてコンディションを上げているが、レアルが診断内容を明らかにしていないミステリーに包まれた3人がいるという。

 1人目はポルトガル代表DFファビオ・コエントランで、同紙は「コエントランの謎」と題して報じている。衰えが甚だしい左サイドバックだが、マルセロの負傷離脱により必要性が高まっている。

「白い巨人の練習場で頻発する疑問の一つはコエントランの状況だ。この選手は治療室とジムの間をさまよっているところを目撃されている。全体練習に参加することは稀だ。奇妙なことにクラブから診断結果が出ていない。昨季(レンタル先の)モナコで重傷を負ったにもかかわらず、夏に(コエントランの残留)をクラブは決断していた」

 今季開幕前から故障の懸念が存在したサイドバックの状況は、いまだに謎だらけだという。

 

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