アジアは「この2~3年で発展」 独代表MFが語る日本と韓国の”怖さ”「自分を犠牲にする」
ギュンドアンがアジアサッカーに見解
スペイン1部FCバルセロナのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、ワールドカップ(W杯)に2回出場し、ドイツのブンデスリーガ、イングランドのプレミアリーグ、スペインのラ・リーガでプレーしてきた。33歳となったベテランが、アジアサッカーを牽引する日本と韓国の印象を語っている。英誌「フォー・フォー・トゥー」韓国版が伝えた。
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ドイツはW杯優勝4回を誇る強豪国として知られるが、2018年のロシアW杯ではグループリーグ第3戦で韓国に0-2で敗戦。22年のカタールW杯でもグループリーグ初戦に日本相手に1-2と敗れると、日本との再戦となった23年9月の親善試合では1-4と大敗を喫した。日本に“2連敗”となったドイツは、チームを率いていたハンジ・フリック監督を解任するなど、かつての強さが影を潜めつつある。
23年9月の日本戦でキャプテンを務めていたギュンドアンは、日本と韓国の印象を問われ、「最も印象的なのは、彼らが1つのチームとしてプレーする点だ。エゴでうぬぼれるわけでもなく、組織として規律も整っている。彼らはお互いのために走り、自分を犠牲にする。この種のチームは非常に危険だ。非常に才能があり、体力的にも優れていた。手にしにくいタイプだと思う」と答えたという。
また、アジアサッカー全体に関しても「この2~3年で特に発展している」と見解を述べた。
「僕がまだ若かった頃、ドイツの人々はソン・フンミンというアジア人有望株について話していた。ブンデスリーガから羽ばたいた彼は大きな印象を残したし、今なお最高レベルのプレーを続けている。アジアサッカーにおいて偉大な人物だ。サウジアラビアは前回のW杯でアルゼンチンを破った。アジアの成長はこれが始まりに過ぎないだろう。引き続きその過程を見守りたい」
ギュンドアンも日本や韓国をはじめとしたアジアサッカーの成長を認めていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)