アーセナル冨安&ホワイトは「将来の重要な選手」 英メディアが契約延長目前の2人に脚光
冨安&ホワイトは契約延長間近と報じられる
イングランド1部アーセナルは、最終ラインを支える日本代表DF冨安健洋とイングランド代表DFベン・ホワイトとの契約延長間近となっている。
冨安とホワイトはともに2021年夏の移籍市場でアーセナルに加入し、ミケル・アルテタ監督の下で重宝されてきた選手だ。
イタリア1部ボローニャから加入した冨安は加入直後こそ右サイドバック(SB)の不動のレギュラーだったが、2年目からは左SBなどほかの役割も任されるようになり、その万能性の高さを武器に出場機会を増やしてきた。
一方、イングランド1部ブライトンから加入したホワイトは1年目にセンターバックとして活躍すると、2年目以降は主に右SBに定着。安定した守備とダイナミックな攻撃参加でチームに貢献している。
現行契約では冨安が2025年6月末、ホワイトは2026年6月末までとなっているなかで、ともにクラブと契約延長交渉が進んでいた。冨安についてはすでに合意済みで、あとは公式発表を残すのみと伝えられており、ホワイトも交渉は前進しているという。
英公共放送「BBC」のジャーナリスト、ジョージ・カミンズ氏は2人の契約延長交渉の行方に着目。冨安については「アルテタは4バックのどこでもプレーできる冨安の多才さを高く評価している」と言及したうえで、2人はすでに契約延長を果たしているほかの主力選手同様に、将来を見据えた重要なピースになると指摘していた。
「マルティン・ウーデゴール、ブカヨ・サカ、ウィリアム・サリバ、アーロン・ラムズデールは昨年のうちに新契約にサインした。アルテタは、スポーツディレクターのエドゥとともに将来に目を向け、これらの選手をアーセナルの将来の重要な選手として見ている」
日本代表の守備の要である冨安はプレミアリーグ優勝を争うアーセナルにおいても必要不可欠な戦力となり、アルテタ監督の下で長く活躍することが期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)