冨安のライバルDF、今夏の去就に注目? バイエルンなどが興味…“77億円”に移籍金設定か

アーセナルでプレーするオレクサンドル・ジンチェンコ【写真:Getty Images】
アーセナルでプレーするオレクサンドル・ジンチェンコ【写真:Getty Images】

ジンチェンコは負傷離脱中だが、バイエルンなどが関心か

 イングランド1部アーセナルのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコに今夏の移籍の噂が浮上している。ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンやイングランド1部ニューカッスルが関心を示しており、アーセナルも移籍金を4500万ポンド(約77億円)に設定したと英メディア「Football Transfers」が報じた。

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 ジンチェンコは2022年にマンチェスター・シティからアーセナルへ移籍。ミケル・アルテタ監督の下で左サイドバックのレギュラーに定着した。抜群の攻撃スキルはチームに欠かせないものとなったが、一方で守備面の課題を指摘されることも多く、最近はケガとの戦いも続いている。

 左サイドバックは、契約延長が確実な日本代表DF冨安健洋がカバーできるほか、ポーランド代表DFヤクブ・キビオルも負傷者続出の感にその穴を埋める活躍を披露。さらに開幕戦で膝を負傷して長期離脱していたオランダ代表DFユリアン・ティンバーも復帰が近づいている。ジンチェンコが負傷から復帰しても、以前のようにレギュラー確約の状況ではなくなりつつある。

 そうしたなかで、カナダ代表DFアルフォンソ・デイビスにスペイン1部レアル・マドリード行きの噂があるバイエルンや、エディ・ハウ監督が最終ラインの強化を目論んでいると言われるニューカッスルがジンチェンコの獲得に関心を示しているという。アーセナルはウクライナ代表レフティーの移籍金を4500万ポンドに設定したと伝えられており、適切なオファーがあれば交渉に応じる可能性がありそうだ。

 冨安の起用法にも影響を及ぼしそうな問題だけに、今夏の移籍市場での動きに注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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